慣れますぞ

もんじろうは去年の11月末生後一ヶ月でうちに
来た。はじめはずっと後ろを向いていて
全く懐く気配なし。巣箱で親鳥から餌をもらって
いた子なので、挿し餌も拒否。
慣れるか本当に心配した。
ゲージに手を入れると、羽をバタバタと
バタつかせて、吐き戻して反抗。
どうみても求愛行動やお友達の証拠とは
思えない吐き方。
真剣にもんじろうのお里や動物病院の先生に
相談した。
そんなある日、母の友達が
「動物は、新しい環境が安全かどうか
を確認して、少しずつ少しずつ自分の
縄張りを広げていくから、
積極的に話しかけながらも、早く手に懐かせない
とと焦って無理やり触らず、ここは安全だよ。
私たちは家族だよ。と教えてみたら?」
と言われ、なるほど。と思った私達は、
彼がいる部屋にいる時は、ゲージを開けっ放し
にして、気長に待ちました。
するとテリトリーを少しづつ広げながら
籠から出てくる様になり、次に上目遣いを
しながらも人間の手から粟の穂を食べる様に
なり、今では足音だけで大好きな母を判断する
までになった。
ですから飼い始めの方、気長に待ってあげて
ください。愛情をもって話しかければ
必ず慣れます。
動物病院の先生が言ってましたが、ゲージから
なかなか出てこなかった子の方が、
「ゲージは家なんだ。安全な場所なんだ。」と
覚えて、ゲージに閉じ込められた。という気持ち
にはならない。と言われてた。
確かに、もんじろうはゲージを開けっ放しに
しておいても、中で遊んでいることも多い。
きんたろうもはじめ出して出してコールが
激しかったので、どう育てようか迷ったけど、
毎日出してあげるけど、出たがるときはあえて
出さない。ということを続けることで、
1週間もしないうちに出して出してコールを
しなくなり、ゲージが安全な場所と覚えた
みたい。
人間の都合で出す時は長く出す。
今日は駄目だから閉じ込める。というのは
可哀想すぎなので、決まった時間に出す。
眠そうにしている時は無理に触らず、ゲージに
戻して寝かしてあげる。こうすることで
インコちゃんといい関係が気づける気がする。
過剰すぎるのもどうかと思うけど、小学生の頃は
ここまでインコの気持ちになれなかったなーと
今更ながらに反省。