小学生の頃に飼っていたインコの複雑な世界

今はコメント欄なしブログをしているが、かなり前にHPを持ってた頃があって、
その頃、小学生の頃に飼っていたインコについて書いた。
その頃の記事が出て来たので載せてみる。
すっごい長いし、かなりへたくそですが、興味がある方はどうぞ。
※顔文字もすっごい使ってたのね。私。。。。



   【タイトル:複雑な関係】

登場インコ物
(むさし:オス)イエローハルクイン
(アンリ:メス)白ハルクイン
(バッハ→カンタ:オス)ノーマルブルー
(サンタ:オス)ノーマルグリーン
(メイ:メス)ブルーオパーリン
(ゴンコ:メス)ブルーオパーリン


ペットショップには手乗りセキセイインコの赤ちゃんがたくさんいた。(^◎^)バフ
私と兄は「赤ちゃんが欲しい〜〜〜」と母にせがんだ。
そこに、ひと際目立つ黄色のインコがいた。
信じられないかもしれないが”でんぐり返し”をしていたのだ。
しかも何度も連続して、、、(^_^)( ^_)( ^)( )(^ )(_^ )(^_^)
「俺を買いな〜〜!後悔はさせないぜ!こんなに芸が出来るやつが他にいるかい?」
彼はまるでそう言っている様だった。
「よし、この子に決めた!次はこの子のお嫁さん探し!独りぼっちだったら寂しいからね。(^-^)
そこに大人しい見た目が真っ白で可愛いインコがいた。
やはりお嫁さんは器量がよくて、控えめがいい!この子に決めた。

こりゃ亭主関白になるに違いない。('-')フフ

家に帰ると、すぐ小さな箱に彼等を移した。そして赤ちゃんだったので、
ペットショップのおじさんが”粟餌”という人間で言うおかゆのような物の作り方を
教えてくれたので、習った様に作って食べさせた。

私達は黄色いオスにむさしと名づけた。
ずばり宮本武蔵からパクった!!
白いメスの方はアンリにした。
たまたま姉が通っていた塾の一番優秀な生徒の名前をいただいた。
ただ単に姉が打倒アンリさんだったからだ。

彼等が大きくなると、同時に大きな鳥かごを購入した。
あれほど賢そうに見えたむさしは、実は凡鳥だった。(´ヘ`;)ハァ
すごく臆病物で、鳥専用ブランコにさえ乗れなかった。
無理矢理乗せようとすると、とても怯え、すぐまた止まり木にもどった。Y(>_<、)Y 
まさにチキンやろう!!!!!!!!
しかし2羽とも大変人間に慣れていたので、私が鳥かごから出すと、
すぐ私の方へ飛んで来て、肩に乗ったり耳をかじったり。
逆にあれ程おとなしかったアンリが物凄い天才ぶりを発揮した。
暖かいとわかっているのか、私の胸元へ入って来たり、
鳥かごの扉をちゃんと閉めたはずなのに、
気づいたら私の元へ来ているので、一度じっくり観察してみると、
くちばしで鳥かごの出入り口を体全体の力を使って持ち上げ、
少し開いた隙間から体をのりだして出て来ていたのだ。
むさしはと言うと、”ぼーっ”とその姿を見ているだけだった。
夫婦で飼ったはずなのに、アンリはむさしをまるっきり相手にしなかった。
そのアンリの姿は、「あんたみたいなバカ男相手にしないわよ。」と言わんばかりだった。
確かに、むさしはちょっと頭は良くなかったが、とても優しかった。
私が冗談で軽くツンツンと指でむさしの体を突っつくと、怒って私の指を噛むのだが、
けして力を入れなかった。そしてアンリを手の中に隠したりすると、助けなきゃと思うのか
私に攻撃をしてきた。
いつもアンリはむさしを凄い勢いで攻撃していたのにもかかわらず、、、、、、

そんなある日、私と兄は近所のお家へ遊びに行った。
そこには20羽以上のセキセイインコがいたからだ。('-')フフ
はじめは、インコをもらう気は全くなかったが、インコの赤ちゃんを見ている
うちに、欲しくなって「おばちゃん!インコさんちょうだい!
と頼んでみた(^-^)
おばちゃんは、あっさり「いいよ(*^。^*)」と言ってヨボヨボのインコを連れてきた。
当然赤ちゃんをもらえるものだと思っていた私達は驚き、
「あっあの〜〜赤ちゃんが欲しいのですが、、、、」(゚ o゚;)
その後おばちゃんはしぶしぶ「どれがいい?」と言って、赤ちゃんを見せてくれた。
はじめに、赤ちゃんをくれなかったことよりも、長年飼っていたインコを
いとも簡単にあげられるものかとそちらに驚かされた。(´ヘ`;)
私は青いインコを選び、兄は緑のインコを選んだ。2羽は兄弟だった。
青いインコは頭がとても大きかったのでバッハの髪型に似ていると思い、バッハと名づけた。
途中からなぜかカン太となった。
もう一羽の緑の方は、たまたまクリスマスシーズンだったので
サンタと名づけた。彼等はむさしとアンリより1歳程若かった。
   

その後、驚くほどサンタはプレイボーイぶりを発揮する。
サンタはアンリを見るやいなや猛アタック!!(-_☆)キラリ
アンリもまたむさしをあざ笑うかの様にサンタの方へとあっさり行ってしまった。
2羽は何度もデートを重ねとんとん拍子で結婚へと進んだ。
ムサシは愛するインコを取られた悲しみで、サンタとはとても仲が悪かった。
カン太とサンタは兄弟なので仲はすごくよかった。
またカン太は温和かな性格だっだので、むさしとも仲良くなった。
むさしはいつぞや優しいカンタへ惹かれて行った。禁断の愛とも知らず、、
そんなある日、またむさしに不幸が襲って来た。(T-T)
我が家に可愛らしいメスのセキセイインコが迷い込んで来たのだ。
その子はメスで見た目も中身もギャルといった感じだった。
名前の由来は忘れたが、彼女にメイと名づけた。
サンタは妻のアンリを差し置いて、若い彼女にも手を出した。
しかしメイは誠実なカンタを選び2羽は結婚した。V(^0^)(^ー^)
   
そこで大きく傷がついたのはむさしだった。
再び愛するものを失ったのだ。(ノ_・、)グスン

ある朝、恐れていたことが起きた。 
何気に鳥かごを見ると、サンタの鼻が半分欠けていたのだ。
すぐむさしがしたとわかった。あれ程気の弱かったむさしがそんな事をするなんて!
(お前のせいで全てが狂った。俺の鳥生を返してくれ)
しかし神はムサシを見捨ててはいなかった!後に出来たカンタと
メイの子供(ゴン子)とはじめて結ばれたのだ。
オスと思ってゴン太と名付けたらメスだったので(ゴン子に変更)
相変わらずサンタは彼女にも手を出そうとしたが、ゴン子はむさしを選んだ。
少々年の差はあるものの、2羽はとてもお似合いで、こっちが見るのが恥ずかしいくらいのいちゃつき様だった。
愛に年の差は関係ないのだ!

インコの世界もなかなか複雑なことを学んだ。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン 
 
おしまい。



もんじろう   :
長っ!

キンコ     :
もんお兄ちゃん大変!頭が風船みたいに膨らんでるよ。


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